家庭教師を選ぶまでに
教材販売

家庭教師のサービスで最もトラブルが多いとされているのが、教材販売によるものです。中には悪徳商法によって教材販売を目的とする業者も少なくないようで、家庭教師を利用する際には十分に注意しなければなりません。教材販売は、家庭教師トラブルの9割を占めるといわれているぐらいで、決して油断してはいけません。

家庭教師派遣会社と言ってもその形態は様々で、主として学習教材の販売を目的としている会社もあり要注意です。また学習塾を経営している会社が、学習塾と併用して家庭教師を派遣している場合もあるので、利用する際には、担当者とよく打ち合わせをして、定められている規則などもよく理解しておく必要があります。家庭教師派遣会社でも教材販売を主としているところの特徴は、月謝などはそれほど高くはないのですが、管理費や教材費として別の項目で高額な費用を請求するところが多いようです。

教材販売型と言われる家庭教師派遣会社については、学習教材の販売を純粋に行っている会社もあるので、区別をするにはそれなりの見極めが必要ですが、それには知識が必要になります。そしてローンを組んでまで高額な学習教材を購入したのはいいが、派遣された家庭教師は、かなりレベルの低い家庭教師であるということも多いようなので気をつけなければなりません。最悪なのは、最初に教材を販売しておいて、後は、全て教師にまかせるというような会社は絶対にダメです。 こうした教材は高額で全く使い物にならず、まさに教材を売ることだけが目的なので、何の効果も期待できないでしょう。

 家庭教師の種類
家庭教師と有名大学在籍教師

家庭教師を選ぶ際によく耳にするのが、有名大学在籍の現役大学生の教師に教えてもらいたいという話が、親御さんの最も理想とする家庭教師としてよく話題になったりします。また、有名大学の大学生もしくは卒業生のみを採用しているという宣伝文句の触れ込みの家庭教師派遣会社も多くあるようです。しかしここで疑問に思うのが、有名大学出身の家庭教師が必ずしも優秀な教師であるといえるかどうかはわからないことです。

有名大学に在籍中の学生は確かに小、中、高と並々ならぬ努力をして勉強ができた人には間違いありません。しかし、自分が勉強する場合と人に教えるのでは天と地の差があります。逆にストレートで有名大学に受かった人は、小さい頃から勉強ができたことで挫折というものを体験しておらず、勉強ができない生徒の苦しみというものを理解するのに時間がかかるでしょう。また自分のレベルを基準にした場合、勉強ができない生徒に対して歯がゆく思うかもしれません。イライラして生徒とぶつかるかもしれません。

学校の授業についていけない生徒に対して、有名大学の家庭教師をつけて効果を期待するというのも考えものかもしれません。家庭教師には在籍している大学名やブランドにはあまり意味がないということです。もちろん有名大学の家庭教師にも優秀な人はいるでしょう。しかし、有名大学の家庭教師が全て優秀な教師と判断するのは間違いです。生徒にとって優秀な家庭教師というのは、生徒のことを親身になって理解して学力に合わせた指導を適切にしていける能力を備えている人です。

 家庭教師を選ぶ
中学受験

中学受験の家庭教師の選び方というのは激化した受験戦争の中では、非常に難しい問題かもしれません。中学受験をする際には、中レベル以上の中学校の受験を目標にする場合には、学校の授業だけで合格することは非常に困難であると言えるでしょう。やはり受験対策として受験専用の勉強をすることが必須で、そのためには進学塾や家庭教師を利用することが望ましいでしょう。

家庭教師のイメージといえば、昔は大学生がアルバイトとでするものというのが一般的でしたが、プロの家庭教師というものが盛んに登場してきています。各地域でも家庭教師派遣センターが増えてきており、料金も安くなって利用しやすくなってきています。そうした現状から中学受験のために、完全個別指導による家庭教師を利用する人も増えているようです。

中学受験のために家庭教師を探す場合に注意する点としては、国語、算数、理科、社会の4教科全て、あるいは複数の教科を全体的に指導できるような家庭教師の人材を探すことが大切です。しかし中学受験の現状を見てみると、国語、算数の2教科のみで契約をすることが多いようです。こうした背景には、理科、社会の家庭教師の需要も供給も減少していることがあげられます。中学受験のほとんどは4教科受験が一般的です。理科、社会の2教科で差がつくと不利になって合格を逃してしまうかもしれません。そのため最近では、人材が豊富に揃っている大手家庭教師センターを活用する人が増えつつあります。